ルビー

権力の象徴、情熱の宝石と呼ばれるジュエリー

炎のように赤いルビーは権力の象徴として尊ばれてきました。

ルビーはコンダラムという鉱石の一種で、中に含まれる内包物やクロム、鉄、チタン、バナジウムなどの量によってコランダムの色が変わります。中でも赤みがかったものを特に『ルビ−』と呼んでいるのです。

コランダムは硬度の高い鉱石ですが、特にクロムの含有量によって素晴らしい赤色を出します。が、このクロムは多くの亀裂も起こし、3カラット以上あるルビーはごくまれであると言われています。

ルビーの価値は大きさや色よりも、インクルージョンが少ないものであると言われています。

生産地によって異なるカラー

ルビーは一般的に「情熱の宝石」とも呼ばれ、赤い色をしているのが特徴ですが、この赤色は産地によって微妙に異なります。

もっとも美しい赤と言われているのが「ピジョン・ブラッド」と呼ばれる色で、濃い透明な赤色をしています。

とくにモゴックで採掘されるルビーは最高級と言われていますが、同じモゴック産でも、ピンクがかっていたり青みがかっているものもあります。

また、ほかの産地としてはスリランカやタイが有名です。

スリランカで産出されるルビーはピンクがかっているものが多く『チェリーブラッド・ルビー』と呼ばれる種類があります。

ところで「スター・ルビー」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?

これは成分中に金紅石の針状結晶が混ざることで、光を受けたときの反射光が星状に見えるルビーを指します。昔からこのスタールビーは珍重されてきました。